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千葉港運協会とは

全国第2位の
貨物取扱量を誇る
千葉港のさらなる発展へ

千葉港運協会は、1953年4月に
当初会員12社によって設立された任意団体で、
2023年に創立70周年を迎えました。
現在の会員数は72社です。

千葉港は、東京湾の湾奥部に位置し、
日本一広い水域面積を有する国際貿易港で、
1954年の開港以来、京葉臨海工業地帯の
発展と共に成長を遂げ、
企業専用岸壁での貨物取扱量が92%を占め、
鉄鋼、エネルギー、機械、食品、完成自動車等、
関東圏の一大物流拠点を形成し、
全国第2位の貨物取扱量を誇る港です。

当協会は千葉港のさらなる発展と港湾運送事業の
健全な発展に取り組んでいます。

会長挨拶

6月の通常総会で
篠﨑新会長が就任

 この度、6月の通常総会で千葉港運協会並びに千葉地区港運協会の会長に就任した篠崎でございます。今後とも港運業界、延いては千葉港発展のため、最善を尽くして参りますので、宜しくお願い致します。

 当協会は、昭和28年4月に設立され、令和5年に創立70周年を迎えました。
我が国の貿易の99.6%は海上輸送で賄われ、その結節点である港湾は欠くことができない物流の一翼を担っており、その港湾で働く我々港湾運送事業者は、物流を途絶えさせてはならないことを使命としています。

 千葉港は、市川市から袖ケ浦市まで6市にまたがる日本一港湾区域の広い港で、日本最大規模の京葉臨海コンビナートを有し、原材料の輸入をはじめとする貨物取扱量は23年連続で全国第2位を誇る全国有数の国際拠点港湾の一つです。

 現在、千葉港では、港湾計画が改訂され、岸壁の増深・延深、埠頭間の埋立による港湾用地の確保、背後地の整備など、港湾整備が着々と進められ、よりポテンシャルの高い港湾へ進化しようとしています。
また、30年以内に首都直下型地震の発生確率は70%、南海トラフ地震においては80%と想定される中、千葉港には耐震強化岸壁が現在5バース、将来的には7バース整備が予定されており、大規模地震が発生した際の首都圏の緊急物資輸送基地としての大変重要な役割をも担っています。

 一方で、国道357号線や国道16号線等の慢性渋滞が解消されず、極めて輸送効率の悪い状況が継続しています。こうした中、外環高谷ジャンクション周辺から蘇我インターチェンジ周辺並びに市原インターチェンジ周辺までの湾岸部において、多車線の自動車専用道路として「新湾岸道路」が検討されていますが、先般、有識者委員会による概略ルート・構造案が提示されたところです。
千葉港と直結したルートやインターが設置されれば、輸送効率は著しく改善し、貨物需要の増大、高機能物流施設等の誘致が見込まれ、千葉港によってもたらされる経済効果は計り知れません。又、大規模災害時での物資輸送を円滑化する観点からも「新湾岸道路」の着工に大いに期待するところです。

 千葉港運協会は、会員店社、関係行政機関、関係団体と協力の下、千葉港を更に発展させ、素晴らしい港にしていきたいと念じておりますので、今後とも変わらぬご指導・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

千葉港運協会会長篠﨑 尚史

千葉港の歩み

千葉港 は、古くから下総地方の舟運の中心であり、その起源は遠く鎌倉時代にさかのぼり、江戸時代には江戸の食料供給基地として繁栄したと記録されています。

近代港湾 としての端緒的な形態を整えたのは、明治43年に都川河口に県工事により水深2メートルの船溜を整備し、その浚渫土で約11haの埋立てを行い、物揚場を建設したことに始まったとされています。

大正11年 に内務省告示による港湾の指定を受け、昭和15年には東京湾臨海工業地帯計画の一環として、千葉市今井町地先に約300haの埋立てを計画しましたが、約200haの埋立てを行って終戦を迎えました。

戦後復興に向けて、近代的な工業都市を目指し、臨海部への主要産業の誘致や、千葉港の整備を進めました。昭和25年11月、この埋立地に川崎製鉄(株)の誘致が決定され、以後の千葉県発展の契機となりました。

昭和25年5月 の港湾法制定に伴い千葉港は昭和28年に地方港湾に指定され、千葉県が千葉港及び船橋港の港湾管理者となり、昭和29年7月には国際貿易港として関税法の「開港」に指定されました。

昭和32年 に港湾法に基づく重要港湾に、同40年には特定重要港湾(平成23年名称変更「国際拠点港湾」)に指定、昭和43年の千葉港の港湾区域拡張により地方港湾であった船橋港が千葉港に編入され、千葉港は5市1町の地先水面を港湾区域とする全国でも有数の港湾となり、昭和44年及び同52年の港湾区域の拡張により、現在では約24,800haに及ぶ日本一広い港湾区域を有する港湾となりました。

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